こんにちは!
ナウビレッジの十亀(そがめ)です。
先月11月21日(木)と22日(金)の2日間は、ナウビレッジは休業日でした。
実は会社として初の試みである「戦略的休暇」という休暇制度を試験的に導入したんです。
今回は、戦略的休暇とはどのようなものなのか?そして、実際に戦略的休暇を取得した全社員の満足度アンケートの結果をレポートしていきます!
「戦略的休暇」とは、単なるリフレッシュのための休暇ではなく、個人と組織が成長するために計画的に設けた休暇制度のことです。
戦略的休暇の最終的な目的は、「仕事のパフォーマンスを向上させること」にあります。
そのために、戦略的休暇を通じて以下の2つの要素の実現を目指します。
日々の業務では、常に効率や成果を求められる中で、知らず知らずのうちに心身に負担が蓄積されます。
このような状態が続くと、疲労による集中力の低下やストレスの増加が生産性に悪影響を及ぼす可能性があります。
そこで、十分な睡眠や適度な運動、趣味や読書などの活動を通じて、心身をリフレッシュさせることで体調を整え、身体の疲労や精神的なストレスを軽減させることが期待されます。
仕事に時間やエネルギーを注ぎすぎて、休息や趣味の時間が取れない状態が続くと知らず知らずのうちに心身に負担がかかり、エネルギーが尽きてしまいやる気や意欲が著しく低下してしまう可能性があります。その状態を「バーンアウト(いわゆる「燃え尽き症候群」)」と言いますが、これを未然に防ぐことが期待されます。
そして、過度なプレッシャーや業務負担を一時的に開放することで、心の余裕を取り戻し、モチベーションを高めることにも繋がります。
このように「戦略的休暇」の導入で、疲れた心身をリセットしてエネルギーを回復することで、集中力や判断力を回復させ、結果的に「仕事のパフォーマンス向上」を目指します。
ナウビレッジでは、繁忙期を迎える直前に、社員が心身を整えパワーチャージした状態で業務に臨むための「2日間の戦略的休暇」を導入しました。
休暇中にはハードなアクティビティや、旅行などはなるべく控えてもらい、十分な睡眠や食事を取ることや、適度な運動をすること、また趣味や読書などの時間を確保し、普段忙しくてなかなかできないことをすることを意識してもらうようにしました。
この取り組みは、先にも記述したように、単なるリフレッシュを目的とするものではなく、計画的に休暇を設けることで、個々の社員がより高いパフォーマンスを発揮できる状態をつくる狙いがあります。
ナウビレッジでは、こうした先進的な取り組みを通じて、社員一人ひとりのパフォーマンスの向上と成長を支援し、企業全体の活力を高めることを目指しています。
また、ただ休むだけではなく、休暇明けに休暇中の過ごし方を共有し合い、他の社員がどのような過ごし方をしていたのか、リフレッシュできた理由などをお互いに振り返ることで、気づきをシェアしました。
今回は初めて戦略的休暇を導入したこともあり、「戦略的休暇をどのように使えば良いのか」社員が迷わないよう、休暇の前に外部講師を招いて「事前ワークショップ」を開催しました。
このワークショップでは、以下の内容を実施しました。
アクションリストでは、「この2日間をどのように有意義なものにするか」をテーマに、各社員が自分自身の休暇中の過ごし方を言語化し、共有し合いました。
そして、設計されたプランに基づき、2日間の休暇を過ごしてもらいました。
◆アンケート実施期間:2024年11月26日~2024年11月28日(3日間)
◆アンケート名:【満足度アンケート】事前ワークショップについて
◆対象者:戦略的休暇を取得した16名の社員全員(男性:10名/女性6名)
◆目的:事前ワークショップの満足度調査および改善のための意見収集
まず、「事前ワークショップはどの程度満足しましたか?」という総合的な質問については、「4.満足している」の回答者が50%、「3.やや満足している」の回答者が50%となり、全員が「満足している」という結果になりました。
「満足している」と回答した社員の詳細のコメントは、以下のとおりです。(一部引用)
また、「なぜ休暇が必要なのか、理解できましたか?」という質問に対しては、「4.非常に理解できた」の回答者が62.5%、「3.理解できた」の回答者が37.5%となり、こちらも全員が「理解できた」という結果になりました。
「アクションリストを実際の休暇計画に活用できましたか?」という質問に対しては、「一部活用できた」の回答者が93.8%、「十分に活用できた」の回答者が6.3%となりました。
その他、事前ワークショップについては以下のような意見も寄せられました。(一部引用)
寄せられた意見をもとに、今後の改善ポイントとして検討しています。
◆アンケート実施期間:2024年11月26日~2024年11月28日(3日間)
◆アンケート名:【満足度アンケート】戦略的休暇について
◆対象者:戦略的休暇を取得した16名の社員全員(男性:10名/女性6名)
◆目的:戦略的休暇の満足度調査および改善のための意見収集
戦略的休暇についての社員満足度アンケートでは、「2日間の戦略的休暇について、どの程度満足していますか?」という質問に対して、「4.満足している」の回答者が68.8%、「3.やや満足している」の回答者が31.3%となり、全員が「満足している」という結果になりました。
「満足している」と回答した社員の詳細のコメントは、以下のとおりです。(一部引用)
「戦略的休暇の日数(2日間)は適切だと感じましたか?」という質問に対しては、「十分(ちょうど良い)」が81.3%と回答しました。一方で、「少し長い」が12.5%、「長すぎる」が6.3%という意見もありました。
「戦略的休暇中にどのように過ごしましたか(複数選択可)」という質問に対しては、「自宅でゆっくり休んだ」が75%、「趣味や家族との時間を楽しんだ」が62.5%、「学びや自己啓発に使った」が58.3%、「運動や健康維持のために使った」が43.8%という結果となり、心身をリフレッシュする形で過ごしたという意見が多かったです。
また、その他にも「普段できない大きめの掃除や役所に行くことができた(6.3%)」という意見や、「引っ越しをした(6.3%)」という意見もあり、時間の余裕やまとまった時間が無いと難しい内容に対応できたという声も散見されました。
「戦略的休暇により、心身のリフレッシュができたと感じましたか?」という質問に対しては、「非常に感じた」の回答者が62.5%、「感じた」が31.3%で、93.8%の社員がリフレッシュできたと回答しました。
「戦略的休暇の後、仕事のモチベーションやパフォーマンスは向上しましたか?」という質問に対しては、「3.向上した」が最も多い62.5%という結果となり、次いで「4.非常に向上した」が25%、「2.あまり変わらなかった」が12.5%で、モチベーションやパフォーマンスの向上を感じられた社員が8割を超える結果となりました。
「戦略的休暇を通じて、健康(身体的または精神的)の向上を感じましたか?」という質問に対しては、「3.感じた」が最も多い50%という結果となり、次いで「4.非常に感じた」が37.5%、「2.あまり変わらなかった」が12.5%で、心身の健康状態の回復を感じられた社員がこちらも8割を超える結果となりました。
「今後もこのような戦略的休暇を希望しますか?」という、休暇制度自体への質もに対しては、「強く希望する」との回答が56.3%と半数以上を占め、「希望する」が43.8%となり、休暇取得者全員が「今後も戦略的休暇を希望する」という意見を持っていることが分かりました。
社員満足度アンケートの結果からも、「戦略的休暇」には単なるリフレッシュ以上の効果があることが見えてきました。社員がベストな状態で働けるようにし、長期的な生産性を高めるための重要な「投資」と言えそうです!
戦略的休暇では「休む」ことだけが目的ではなく、「休むことで得られる成果」にも重点を置いています。社員のパフォーマンスと満足度の向上を実現するためにも、今後は戦略的休暇制度の本格導入を進めていく予定です!
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